すずうくぬつ

自分のための、弟のしじゅうくにちです。その日に思い出した弟との思い出を忘れないように、必死こいて文字化しています。

音楽記号

息子の音楽教室の日でした。

ノリノリでカスタネット叩いたり、

踊りに夢中で教室の真ん中まで行っちゃったり(基本、教室の壁に沿って着席)。

楽しそうで何より。

 

私も弟も、小学校入学のタイミングでピアノを始めました。

弟はいつまでやったんだっけ?

 

ピアノを習う上で必須なのが、楽譜。

音階や、音符の長さはイロハのイ。

もちろんピアノ教室で教わりました。

私も、弟も。

 

バッチリ学んだ彼。

ある日、音楽のテストがありました。

内容は、音符の名前など、ピアノ教室で学んだことばかり。

これはバッチリ!

という彼のテストが採点されて戻ってきた。

 

Q.【♪】この記号の名前は?

A.【た】

 

採点はバツ

はて、「た」?

はちぶおんぷ…どこにも「た」は無い。

むしろ子音tがない。

はて。

 

Q.【♩】この記号の名前は?

A.【たん】

 

なるほど、リズムを取るときに

「たん、たん、たん」

って習ったもんね!

なるほどなるほど。

採点バツだけど。

こんな感じで、他の記号もお察し。

 

八分連符は【たた】

四分休符は【うん】

八分休符は【う】

などなど。

 

点数は壊滅的でした。

しかし言いたいことはわかる。

だいたい合ってる。

でも点にならない。

日本社会の厳しさを学んだであろう音楽のテストだったね。