すずうくぬつ

自分のための、弟のしじゅうくにちです。その日に思い出した弟との思い出を忘れないように、必死こいて文字化しています。

弟の運動事情

今週のお題「運動不足」

テーマをもらって、また思い出せる。

29年間の積み重ねは伊達じゃない。

 

私と違って、弟は運動が好きだった。

足が速くて、幼稚園ではリレーの選手になったり、ちびっこ相撲でトロフィー2つもらったり。

バスケ、テニスが好きで、部活には所属しなかったものの、友達と頻繁に身体を動かしていた。

ちょくちょく身体を鍛えることもしていて、2人暮らしのときも部屋で腕や腹を鍛えていた。

私は脇腹をツンツンして妨害して楽しんでいた。

私から見たら十分動いてるし、引き締めたいなら飲食量減らせばいいのに…と思える弟の、運動のお話。

 

1.運動する話

社会人になってからも地元の友達とよく身体を動かして遊んでいた。

そして大人らしく、「賞品を用意して1位の人に贈呈」ということをするようになっていた。

 

私が上の子妊娠中のこと。

週末に実家へ帰ってきた弟は、『明日テニスしてくる』と親に伝えていた。

が、いつも楽しそうなのに、なんだか微妙な顔をしている。

「楽しみじゃないの?」

『んー。賞品がなー、微妙なんだよなぁ』

「欲しくないものか。何なの?」

ラウンドアップ。』

 

ラウンドアップ

 

除草剤か。

 

誰だ、賞品決めたのは。

 

 

2.運動を見ていた話

私の運動事情は、息子の産後からヨガにハマり、8月までは毎日やっていた。

チームじゃないから、責任がないから、マイペースで楽しめた。

(野球は好きだけれど、観戦は責任ないし。)

息子は私のヨガを見ているので、たまにポーズの真似をする。

昨年娘の里帰り出産時にも、実家で息子とポーズをとっていた。

片足でバランスをとるポーズ。

廊下から息子の姿だけ見えた弟が、笑いながら息子に声をかけた。

『お、ふみくん!犬のションベンの真似っこ?』

 

私のポーズの完成度はさておいて。

謝りなさい、全ヨギに。