すずうくぬつ

自分のための、弟のしじゅうくにちです。その日に思い出した弟との思い出を忘れないように、必死こいて文字化しています。

性なる夜

絵本とトレーナーをラッピングして、

クリスマスツリーの下にセット。

夫と子供たちを何時に起こせば、登園に支障がないか作戦会議を行い、

リミットは7時10分と結論を出したのち、夫は風邪っぴき娘の看病のため寝室へ。

私は息子のために【おうち性教育はじめます】を熟読。

最近自転車の後ろで「ちんちーん!」とか言うから困るのよ。

そんな感じのイブの夜。

朝はプレゼント開封の儀と登園準備を同時にこなすハードさだったけれど、それはまた別の話。

 

しかし巷では「性教育は3歳から」とのことで、私は焦っている。

夫は「俺は何も受けてないけど大丈夫だった」と言っているが、30年前と周りの環境が違うのに何故平気な顔していられるのか。

犯罪の内容も多様化していると言うのに。

そもそも君の知識はアテにならない(と、2人妊娠中に何度か思った)。

私も同じだ、フラワーコミックなんて何も教育にならない。

 

弟が生まれたときから、オムツ交換のたびに覗き込み、凝視していた。

そして連呼していた、「ちんちん!」

不思議でたまらなかった。

何故自分には無いのか、邪魔じゃないのか、引っ張ったら少し伸びて面白い(泣いたけど)。

ある程度の年齢になって弟と2人でお風呂に入るようになると、「口の中に水を含んで、笑って水吹き出したら負け」と言うゲームをやっていた。

私は弟が股間を用いて少しでも踊ったりすると、その揺れが面白くて即吹き出していた。

対する私も全裸であったが、笑わせられるブツが何もない。

不思議な動きをしてみたけれど、弟の口からはなかなか水が吹き出されず。

『おねーちゃんには、ちんちんないから、面白くない』

はっきりと言われたことがある。

ならば、とお尻を叩いたりと臀部周りで勝負を仕掛けたものの、

やはり弟には勝てなかった。

別に勝たなくても良いんだけれど。

 

そんな感じで、お互い惜しげもなく、むしろ武器として全力で所謂“プライベートゾーン”を露わにしていた。

しかも1,2回ではない。

夏場一緒にお風呂に入るたびに、やっていた。

親が見たら頭を抱えていたに違いない。

今、おうち性教育を読んでいる私の前で、息子と娘が同じことをしたとしたら、Yahoo!知恵袋案件だ。

 

なお、その昔弟に少し聞いてみたところ、ケアについては父親がお風呂で教えてくれたと言っていた。

私の記憶に、母が「ちゃんと教えないとなぁ」と運転しながら呟いていた姿があるくらいだ。

やはり30年前から考えていたんだな〜。

割とマトモではないか。

いつぞや、何らかの拍子に「カムリ」と言う名前の男の子を発見したときに、両親と私と弟全員で「男子でその名前!」と大爆笑し、

夫に「品がなさすぎる」とドン引きされたことがあるけれど。

 

今夜も続きを読もう。

そのあとは、【キレる!】を読もう。

楽しいHoly night 。