すずうくぬつ

自分のための、弟のしじゅうくにちです。その日に思い出した弟との思い出を忘れないように、必死こいて文字化しています。

いらっしゃいませ

訪問ありがとうございます。

 

こちらにいらっしゃったということは、多くの方がFacebook経由ですかね。

 

弟と最後にテレビ電話をしてから、1ヶ月が過ぎました。

連絡が取れなくなって、

両親が警察に届けを出して、

公開捜査になって、

無言の彼が見つかるという、

二度と経験したくない出来事でした。

弟が一番生きたくて、この結果が不本意なんだと思うと、もう言葉が出ない。

 

苦しくてどうにかしたくて、心療内科グリーフケアカウンセリング、通常カウンセリングの扉を叩いて渡り歩くこと2週間。

1つの結論に達しました。

 

「弟を知っている人と話がしたい」

 

ちょうど従姉からLINEで、私の知らないエピソードを教えてもらって、フフッと笑えたのもあり。

「家族の一員としての弟、親戚としての彼、友達としての彼を共有したいなー」

と思いました。

 

あと、心療内科の先生がボヤいていたこと。

「昔は、四十九日まで故人の自宅にひっきりなしに人が来て、ひたすら思い出を話していたんです。

胸の中にある悲しみを口に出す場があったから、四十九日が過ぎたら多少は悲しみは癒えていた。

でも今はホラ、親族席に頭を下げるだけで話なんてしないでしょ?語尾までハッキリ喋らないのがマナーになってるし。

癒える機会がなくなっているんだよね。

だから、その辺の人に、誰でも良いから話すのが良いですよ。

行きつけ喫茶の名前も知らない常連さんとか、歩いてるおばさんとか。」

 

確かに、弟を偲んで、ない。

まだ信じられていないし、時間もないけれど、一緒に偲ぶ相手が、いない。

家にいるのは、まだ喋れない娘に、命の話はまだ理解できない息子。あ、あと夫。

コーヒー苦手だから行きつけ喫茶店なんてないし、

車社会だから歩いてるおばさんにエンカウントしない。

両親とは電話するけれど、私はもっと色んな話が聞きたいし共有したい。

そうやって、少しずつ気持ちに整理をつけていけたらいいなー

 

そんな思いから始めました。

供養というほどのモノではないけれど、

ここでゆっくり、今から【しじゅうくにち】を始めます。

 

毎日書けるか怪しいけれど。

それはネタの集まり具合と、子供たちの機嫌次第。

よろしくお願いします。

 

ちなみにIDは弟が好きだった茄子の揚げ浸しです。

里帰り出産のとき、アホみたいに食べてて

「他に食べる人もいるんだから!」

と喧嘩したなー。

茄子だけ英語、ロンドンで暮らしてた彼を尊重してイギリス英語(ってGoogle先生が教えてくれた)。

揚げ浸しはローマ字という残念さはスルーしてください。

そもそも揚げ浸しって調理方法、イギリスにあんのかね。

父と一緒にロンドンに会いに行ったとき、言ってたな。

『美味しいものが食べたい?じゃあロンドンに来たことが間違いだよ』

 

このあとロンドンの日本料理店(中国人か韓国人が経営)に行ったわけですが、

言う通り、んめぐねがった。