すずうくぬつ

自分のための、弟のしじゅうくにちです。その日に思い出した弟との思い出を忘れないように、必死こいて文字化しています。

うんち

昨日は小(立ちション - すずうくぬつ)。

今日は大。

垢BANってあるのかな。されないかな。

攻めてみよう。

 

娘のことを迎えに行ったとき、保育士さんに教えてもらった。

「ちーちゃんって、うんちするとき必ず決まった場所に行くんです!」

保育士さんが指したところは、パーテーションの角。

2面が壁だから、落ち着くのか。

 

弟もまだオムツをしている頃、うんちの場所は決まっていた。

リビングの隅っこ、カーテンの陰。

面白くて覗きに行くと、

『あっち行ってて!』

と言わんばかりに手を振って抗議していた。

大人になってからも両親がこの思い出を話すと、

『そりゃクソしてるとき覗かれたら嫌に決まってんだろ!』

と当時の自分の気持ちを明確に伝えていたっけ。

 

2人暮らししていたときは私が便秘がちなのもあって、朝のトイレ争奪戦にはならなかった。

あまりにも不思議で聞いたことがある。

「なんで毎朝出るの?」

『なんで毎日出ねぇの?』

私も知りたい。

 

思えば娘を『ちーちゃん』と呼んだのは、弟が最初だった。

産婦人科から退院する日、母は孫(息子)の世話、父はどうしても仕事が休めなかったから、弟が有休を取ってくれた。

そして私と娘を実家に連れて帰ってくれた。

日射しが強い日で、車に乗る前に『ちーちゃん、眩しくないかな』って言ってたのが最初。

娘が泣かないよう、信号が少ないルートを選んで帰ってくれたっけ。

優しいやつめ。

 

話は戻って、娘のうんちゾーンの話を聞いたときに、笑ってしまうのと同時に、泣きそうになった。

帰りの車で少し泣きそうになったけれど、事故にでもなったら大変だから堪えた。

娘よ、君は1歳になる前に叔父ちゃんとお別れになってしまったから、記憶なんてないだろう。

一緒に写っている写真も、ほとんど無いからね。

君が写っている写真の背景に、少し写っているくらいだからね。

ただ、君の行動に、少し叔父ちゃん要素が入っているようだ。

きっとまだ気付いていない性質に、叔父ちゃん要素があるのかもしれない。

もしかしたらそれに気付かないかもしれないけれど、どうか君の中で、無意識に叔父ちゃんが生きてくれると嬉しい。

どうかお母さんみたいに、便秘ではなく、おじちゃんのように快便でありますように。