すずうくぬつ

自分のための、弟のしじゅうくにちです。その日に思い出した弟との思い出を忘れないように、必死こいて文字化しています。

虫との戦い

息子が拾ってきたどんぐりとサヨナラした(ムシ - すずうくぬつ)。

今週末の誕生日に向けてフライングで購入したおままごとセットに夢中なうちに。

また拾ってくるんだろうけれど。

 

私は田舎育ちのくせに、虫やら生物がそこまで好きではない。

青虫とか毛虫は大嫌いだ。

私が中学生のとき。

その頃は私も弟も一丁前に部屋が与えられて、それぞれ部屋で寝ていた。

ある日の夜中、トイレに行こうとした私。

廊下の壁に、コウモリがいた。

ビビってトイレに行けなくなる私、両親の部屋に目をやると、既に暗い。

ここで両親の部屋に行くと、2人起こすことになる。

そう判断した私、弟を起こそうと決める。

これなら起こすのは1人で済む、と。酷い。

爆睡している弟を必死に起こして、トイレについてきてもらった。

この時…お礼言ったっけ、当時の私のことを考えると言ってないんじゃないか。

用を足して、サッサと各自部屋に戻ったような。

 

またあるときの夜中は、廊下に虫がいた。

動かないけれど、よく見えない。突然動かれたら嫌だ。絶対嫌だ。

またも、爆睡している弟を起こして、今度は退治してもらおうと思った。

コウモリのときからそんなに日が経っておらず、『なんだよーまたぁ?』と寝ぼけながらも文句を言う弟。

そんなのスルーして「ほら、あそこ!」と未だ動かない虫を指す私。

『これ、虫じゃないじゃん…』

母が落とした毛糸のクズだった。

さすがに弟、プリプリ怒っていた。

「いや、虫に見えるし!」

何故か反論する私。

そして今回も、サッサと各自部屋に戻る。

 

うん、私、傲慢すぎる。

なんやかんや、子供の頃からよく頼ってたんだな。

気付くの遅。

夫は私より虫が苦手そうなので、今後息子と娘が虫に夢中になりませんように。