すずうくぬつ

自分のための、弟のしじゅうくにちです。その日に思い出した弟との思い出を忘れないように、必死こいて文字化しています。

お祭り

片付けていたら、息子が園の夏祭りでもらったおもちゃが鳴って、チビるかと思った。

鉄砲のおもちゃで、引金を引くと、けたたましい音と共に銃口部分が3色に光るもの。

3歳の息子の手には大きくて、まだ片手では引金を引けない。

説明書を見ると、対象年齢6歳以上。

こども園、対象年齢守らなくて良いのか。

 

地元でも各季節にお祭りがある。

大人になると非常にこぢんまりした規模だなぁと思うけれど、子供の頃はすごくたくさんの人がいてウキウキした。

特別な日だから、お祭りの思い出がチラホラある。

 

1.くじ引き その1

祖父に連れられて、弟と宵宮に行って、ワクワクしながら引いたクジ。

あんなのボッタクリだと今なら分かるが、分かっていたであろう祖父は何も言わずに1回やらせてくれた。

孫パワーすごい。

私も弟も、300円使って大したことないキーホルダーだった。

祖父はやはり昔の人というか、男の子の方に思い入れがあるのか、弟の方が良いの当てたな!と褒めていたのが、すごく悔しかった思い出。

たかがクジ(しかもやらせ)なのに。

それが面白くなくて、帰ってから些細なことで喧嘩した。

詳しくは覚えていない。

 

2.くじ引き その2

確か春のお祭り。

相変わらず当たりもしないゲーム機などを景品に掲げるくじ引き屋さんがあった。

私はもう小学校高学年で、くじ引きはコスパが悪いと思いがあって、菓子削りにシフトチェンジしていた(コスパは大差ないのに)。

弟は何が欲しかったのかわからないけれど、祖母か母かと一緒に行き、くじを引いた。

下位の方でも多少マトモな等になったみたいで、“芸能人の下敷き”。

下敷きと言っても、厚紙に写真がプリントされたような質だけど。

弟は、そこで私が好きだったSPEEDの下敷きを選んでくれた。

そして私にプレゼントしてくれた。

すごく嬉しくて、次の日から学校で使った記憶がある。

 

3.好きな出店

弟はスーパーボールが大好きだった。

スーパーボールすくい大好き。

親も、生き物じゃないという理由で全く反対していなかった。

弟とお風呂に入るときは浴槽にたくさん浮かせて、自宅でもスーパーボールすくいごっこをした記憶。

でも、片付けた記憶は一切ない。

母よ、申し訳なかった。マジで。

 

4.花火 その1

夏に至るところである花火大会。

弟と2人暮らししていた自治体でも開催されていた。

2人暮らししていたマンションの部屋は、5階。

周りに高層の建物が無かったので、何回か打ち上げ花火が見えた。

花火が始まると部屋の電気を消して、窓際に立って一緒に花火を見た。

2人とも、“恋人と一緒に花火大会”なんて全く予定無かったなぁハハハハハ

 

5.花火 その2

夏に至るところである花火大会。

夫と結婚した年の夏、お盆に里帰りしたので両親、私、夫、そして弟の5人で花火を観に行った。

花火が始まると、私、夫、弟が炎色反応の話で盛り上がった。

全員理系だし、なんなら同じ大学ですから。

全員高校で化学選択していますから。

母が「風情がなさすぎ」とプリプリしていた。スルーした。

 

今思い出したのはこのくらい。

また子供達とお祭りに行って、思い出を作りながら、違うものを思い出せるかな。

しかしこのコロナ禍よ、祭りなんて怖くて行けない。

あーぁ、1人のときはステイホーム大歓迎なんだけれどなぁ。