すずうくぬつ

自分のための、弟のしじゅうくにちです。その日に思い出した弟との思い出を忘れないように、必死こいて文字化しています。

スキンケア

暖房をつけるようになってから、乾燥がすごい。

10代の頃は「しっとりタイプなんて、ベタつく!乳液なんて嫌!」だったのに。

いつから「とてもしっとり」を選ぶようになったっけ。

22くらいからかな…

粉吹き芋状態を打破したい。

 

弟もスキンケアに気を使っていた。

2人暮らししていた頃は、冬場はやはり乾燥が気になっていたらしい。

洗面台の私のスキンケアグッズを、コッソリ使っていた。

ある朝、使っている場面に出会して発覚。

『あ…姉貴、カサカサが気になって借りたわ…』

怒られる覚悟で、オドオドと自首する弟。

特に何も思わなかったので、

「いいよー。しばらく乾燥する季節だし、ドラッグストアで買うといいよー」

『お、おぅ…そうだなぁ』

怒られる覚悟が無駄になった弟、拍子抜けした様子だった。

いかにいつも怒ってるか、少し反省した。

直さなかったけれど(直らない)。

 

社会人になってからは、仕事で屋外に出る機会があったようで、そんな時は顔を真っ赤にしていた。

恐らく日焼け止めを塗っているのだろうけれど、塗り直しをしていないから、結局塗っていないのと同じ。

もはや火傷じゃね?と言うレベルで赤くなっていて、本人も

『ヒリヒリする〜』と言っていた。

そして母がきゅうりを輪切りにし、弟はそれを顔に並べていた。

『これ効くのか…?』

と半信半疑っぽいことを口にしつつも、大人しくきゅうりパック。

 

そしてさらに数年して、私が里帰り出産のため実家に滞在していたとき。

やたら顎あたりに生傷が出来ていて、荒れていた。

どうやら、髭剃りをカミソリで行っているようで、かなりの確率で失敗しているらしい。

『やべえまた切った』

ティッシュでよく抑えていた。

多分、どんな高性能な美容液を使っても、その傷は難しいと思うぞ。

弟もそう思っていたようで、でも電動シェーバーは苦手らしくて、脱毛サロンを探していた。

 

脱毛サロン、行って欲しかったな。

価格とか痛みとか、教えて欲しかったな。

そろそろ肌は隠す時期だし、私が代わりに脱毛サロン行こうかな。

とりあえず週明け、ブラジリアンワックス体験してこよう。