すずうくぬつ

自分のための、弟のしじゅうくにちです。その日に思い出した弟との思い出を忘れないように、必死こいて文字化しています。

お荷物

子供たちのエプロンやタオルがヘタってきた。

ちょうど楽天のお買い物マラソンなので、他のものも含めてぽちぽち。

通帳残高が虫の息。

必要なものとはいえ、痛いなぁ…3ヶ月前も同じこと思っていたな。

まとめて更新するから、3ヶ月後も同じこと言うなコレ。

 

ぽちぽちした数だけ、お荷物も届く。

1日にヤマト、佐川、郵便局制覇したことあるくらい。

弟も私も、母もネット通販大好き。

欲しいものがあったら、まず検索。

そんな感じなので、段ボールがすぐ溜まる。

そんな感じなので、配送業者の人と仲良くなる。

そんな感じなので、時間指定が出来ない荷物は受け取れないことも多々ある…。

特に研究室が忙しい時期や、仕事しているときは時間が読めず。

私と同じような、弟も再配達依頼を多々していた模様。

今ではLINEとかインターネットで再配達連絡出来るけれど、2人暮らししていた頃は、基本電話で音声ガイダンスに従っていた。

これがまた、時間かかるのよね。

弟がめちゃくちゃイラつきながらガイダンスに文句言っていた。

『早くしろよ』

『前も聞いたよ、わーってるって』

『繰り返さなくていいよ』

『うん、うん!もうわかってるって』

相手方は自動音声だから、ノーリアクション。

苛立ちはぶつけても誰も傷付かないから、いいけれど。

弟は再配達の電話を何度もやっていたからか、次第に覚え、ついには声色やテンポ感まで覚え、物真似を極めた。

その物真似は家族からは大変評価されており、息子も「おじちゃんの、おにもつのでんわ!」とせがむレベル。

可愛い甥っ子に頼まれると弱いらしく、

『おでんわ、ありがとうございます。さがわきゅうびん、さいはいたつせんたー で、ございます』

ニッコニコで真似っこ。

あの苛立ちながら聞いていたガイダンスが、思わぬところで役に立っていた。

 

あとは今年の春、実家に疎開していたとき。

息子は弟にトミカをおねだりして、弟はAmazonで注文してくれた。

早々に発送され、弟が不在のときに受け取り、開封

息子は大喜びで、早速それを持ってお散歩に行き、支援センターに行き。

息子に聞いてみた。

「そのトミカ好きだね〜、誰にもらったんだっけ?」

「シーナさん!」

シーナさん、実家が担当エリアの配達員さんの名前。

弟の目の前で同じ質問をした際も、同じ答えが。

弟、『そりゃないよ〜』と笑いながら膝から崩れた。

ドンマーイ。

 

大丈夫、おじちゃんの名前は今日も朝から出していたよ。

会いたいってよ。